9月30日朝、北海道美幌町で、同僚の男性の頭を工具で殴ってけがをさせたとして、50歳の会社員の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、美幌町に住む会社員、諸橋啓伸(もろはし・ひろのぶ)容疑者50歳です。
諸橋容疑者は、9月30日午前6時半ごろ、自宅の駐車場で会社の同僚の40歳の男性の頭を、持っていた先の尖った工具、とび口で殴り、けがを負わせた疑いが持たれています。
男性は頭から出血して病院に運ばれました。命に別状はありません。
目撃者から「男2人がけんかをしていて、1人が凶器を持っている」と警察に通報があり、事件が発覚。
警察は諸橋容疑者から事情を聞き取ったうえで、30日夜、殺人未遂容疑で逮捕しました。
警察によりますと、2人の間には何らかのトラブルがあったとみられています。
調べに対し、諸橋容疑者は「とび口で頭を叩いたが、殺害する目的はなかった」と容疑を一部否認しています。
警察は、事件の経緯や動機などについて詳しく調べています。