ことし２月、札幌市白石区の飲食店に侵入し、店内の現金約31万円と手提げ金庫を盗んだとして33歳の男が逮捕されました。
男はこの店の元店長でした。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区栄通21丁目の会社員、川上竜二容疑者33歳です。
川上容疑者は、２月12日午後７時半ごろから午後７時49分ごろまでの間、札幌市白石区にある飲食店に侵入し、金庫やレジにあった現金約31万円と手提げ金庫１個（時価およそ1000円）を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、店は当時、その日の営業を終了していて、翌日出勤した店の従業員が被害に気付き「店の売上金が盗まれた」と警察に通報しました。
警察は詳しい捜査内容は明らかにしていませんが、捜査の結果、この店の店長だった川上容疑者の関与が浮上し、事件から約８か月たった10月１日、警察は川上容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、川上容疑者は「身に覚えありません」と容疑を否認しています。
警察は、川上容疑者が侵入した手口や盗んだ金の使い道などを調べています。