7日、北海道湧別町の旧駅舎で、灰皿のオブジェなどが焼ける火事がありました。
火事があったのは、湧別町にある旧中湧別駅舎です。
7日午前10時半ごろ、通行人が「灰皿から出火している」と消防に通報しました。
警察などによりますと、消防隊が到着する前に火は消し止められましたが、駅舎の外にあった灰皿のオブジェと壁の一部が焼けたということです。
警察は、訪れた人がオブジェを本物の灰皿と間違って、吸い殻を捨てたとみて、詳しい原因を調べています。
湧別町のホームページなどによりますと、旧中湧別駅舎は、1989年に名寄本線の廃線に伴って廃止となった中湧別駅跡地に、駅舎と車両ががそのまま残っていて、町の観光スポットになっています。