7日、札幌市の住宅で、母親を殺害した疑いで男子中学生が逮捕された事件。
15歳の少年を犯行へと駆り立てたものは何だったのでしょうか。
アパートの住人
「(母親は)2、3回は見ているかな、男の子は見ていない。違和感があったのは最初引っ越してきたのに、カーテンもつけてなくて、中がまる見えで」
中学3年生で15歳の少年は、7日午前、札幌市白石区の自宅で40歳の母親を殺害した疑いが持たれています。
少年は事件後、自ら110番通報。
調べに対し「ひもで首を絞めた」と話し、容疑を認めているということです。
母親の死因は、首を圧迫されたことによる窒息でした。
伊藤亜衣記者
「知人によりますと少年は後輩の面倒見がよく、筋トレが好きな、優しい先輩だったといいます」
事件から一夜が明け、現場の状況が徐々に明らかになってきました。
警察によりますと、通報を受けて警察官が駆け付けたとき、母親は、部屋の床にあおむけで倒れていました。
首には線のような痕が残っていたということです。
さらに、自宅からひもが押収されていたことも分かりました。
警察は凶器の特定を進めるとともに、殺害に至ったいきさつを調べています。