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【衆議院選挙】前回約700票差 激戦の北海道4区…区割り変更の影響は?野党共闘実現せず4候補者の負けられない戦いはじまる

北海道放送 2024年10月15日 18時32分

衆議院選挙が15日公示され、12日間の選挙戦がいよいよスタートしました。

こちらのボードには道内12の小選挙区に立候補の届け出をした候補者たちを並べました。

立候補の届け出は15日午後5時が締切で、これまでに39人が立候補をしています。

野党が共闘して候補者を調整した前回、3年前の選挙より7人増えた格好です。

各選挙区の候補者たちは、第一声で私たち有権者にどんな政策を訴えたのか?

北海道4区は札幌市手稲区や後志地方などのほか、区割りの変更で今回から新たに石狩市も選挙区となりました。

立候補したのは届け出順に、共産党の新人、佐々木明美氏、自民党の前職、中村裕之氏、立憲民主党の前職、大築紅葉氏、無所属の新人、斎藤佳代氏です。

前回の衆院選は、わずか696票の「薄氷の勝利」。

自民党道連の会長として、今回も絶対に負けられない前職の中村裕之氏。

一方、前回初めての選挙で、中村氏に猛烈に追い上げ、比例復活した立憲民主党の前職、大築紅葉氏。

裏金問題による自民党への「逆風」を生かしたいところでしたが、今回は野党共闘が実現せず、共産党は新人の佐々木明美氏を擁立。

さらに、無所属の新人、斎藤佳代氏も立候補しました。

区割りの変更で、今回から約4万9000人の有権者がいる石狩市が選挙区になった影響は?

共産・新 佐々木明美候補(63)
「ふるさとを、私たちの住むこの北海道を、核のごみや原発で壊していく街にしたくない。金で動く政治ではなく、国民の声で動く政治、民主主義を取り戻そうではありませんか」

自民・前 中村裕之候補(63)
「今回ほど厳しい環境の選挙はない。あいさつに行っても厳しさをひしひしと感じている。中村裕之が国政にいる後志と、いなくなった後志は、これからの発展が全く違ってくる」

立憲・前 大築紅葉候補(41)
「永田町のルールがおかしいなら、私たちで新しいルールを作って、書き換えていく時代がきたのではないか。もう一度国会に送り出していただけたら、必ず皆さんの代弁者となって声を届ける」

無所属・新 斎藤佳代候補(41)
「北海道の元気は一つ一つの産業の振興、経済の円滑な流れ、そして人々の元気。斎藤佳代は静岡から、どんな大変な時も、疲れた時も、ほっとしていただけるようなお茶を持って皆さんと取り組んでいく」

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