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札幌駅再開発ビルの計画見直しへ ビル高さ当初計画245mを「200m確保」へ検討…背景に資材高騰、工事費想定の2000億円を大幅超で見直し

北海道放送 2024年10月16日 19時2分

北海道新幹線の札幌市延伸に伴い、札幌駅南口の旧エスタ跡地などに建設される再開発ビル。

計画では高さ約245メートルで、ホテルや商業施設、バスターミナルが入る予定です。

一方、資材の高騰などで、工事費が当初想定のおよそ2千億円を大幅に超えたことから、再開発組合はビルの高さを下げたり、床面積を減らしたりするなど規模を縮小する方向で検討を進めています。

気になるのは「道内最大」をうたうビルの高さの「さじ加減」です。

組合の関係者は、「ビルの高さは東京以北最大を目指す」と当初の目標を変えず、最低でも「高さ200メートル」を確保する方向で検討していると話しています。

また、JR北海道の綿貫社長は16日の会見で開業時期の目標は「2030年度末まで」で「変更はない」と述べました。

JR北海道 綿貫泰之社長
「規模縮小したらその分収入が減るデメリットがあるので、そういったところは慎重に検討しなくてはならない」

計画の見直しは年度内にまとめる方針です。

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