北海道厚真町の養鶏場で16日、鶏が死んでいるのが見つかり高病原性の鳥インフルエンザの陽性と確認されました。
今シーズン、養鶏場での感染は全国で初めてです。
北海道によりますと16日、厚真町の養鶏場で飼育していた鶏およそ120羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査と遺伝子検査で鳥インフルエンザA型の陽性と確認されました。
この養鶏場では、およそ1万9000羽の鶏を食肉用として飼育しています。
道はすべて殺処分し、21日までに養鶏場の消毒などの措置を終える方針です。
道内では、9月下旬から野鳥の感染が2例確認されていますが、養鶏場での発生は今シーズン全国で初めてです。