20日午後、北海道帯広市の大型スーパーで、ブーツ1足を盗んだとして、63歳の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、帯広市西1条南7丁目に住む、63歳の自称清掃員の男です。
男は、20日午後1時半ごろ、帯広市内にある大型スーパーで、男性用ブーツ1足(販売価格5841円)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は売り場に並んでいた冬物の男性用ブーツを手に持ってそのまま店外へ出ました。
男の様子を防犯カメラで監視していた従業員が、男に声をかけようとしましたが、逃げられたため警察に「男の犯行を確認したが、声をかける前に逃げられた」と通報しました。
警察が付近を捜索したところ、目撃情報に似た人相や着衣の男を発見し事情を聴くと、盗まれたブーツを持っているなど容疑が固まったため、警察は男を逮捕しました。
取り調べに対し、63歳の自称清掃員の男は「冬靴が欲しいという気持ちが抑えきれず盗んだ」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、男の所持金など当時の状況を調べています。