ことし5月、北海道北見市で90歳の女性が当時住んでいた自宅敷地内にあるホームタンクから、灯油約100リットル(時価約1万1300円)と盗んだとして、北見市の39歳の団体職員の男を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、北見市桜町5丁目の団体職員、平塚拓哉容疑者39歳です。
平塚容疑者はことし5月31日ごろ、90歳の女性が当時住んでいた自宅敷地内にあるホームタンクから、灯油約100リットル(時価約1万1300円)を盗んだ疑いがもたれています。
警察によりますと、平塚容疑者を知る人物が犯行の様子を目撃し、警察に申告したことで事件が発覚しました。
警察は、目撃者の証言などから平塚容疑者を特定し、容疑が固まったとして、事件から約5か月後の10月23日に逮捕しました。
90歳の女性は当時、施設に入るために自宅の家財整理をケアマネジャーにお願いしていました。
ケアマネジャーが業者を探していたところ、平塚容疑者を紹介されたため、平塚容疑者が家財整理をすることになったということです。
女性は、ホームタンクに入っている灯油を別の人に譲る約束をしていたということです。
取り調べに対し、平塚容疑者は「抜いたことはありません」と容疑を否認しています。
警察は動機などを調べています。