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時価700万円超相当の電気ケーブルを盗んで約1時間後に売却 組織犯罪処罰法違反の疑いで男2人を逮捕 盗んだ金は"山分け"か 北海道石狩市

北海道放送 2024年10月24日 19時3分

今年8月、北海道石狩市で、太陽光発電の施設から電気ケーブルを盗んだとして男3人が逮捕された事件で、このうち2人が犯行後、盗んだ電気ケーブルを偽名を使って売却したなどとして、24日逮捕されました。

組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、千葉県市川市の建設業、掛橋徹(かけはし・とおる)容疑者54歳と、佐賀県上蜂町の建設土木業、井福一智(いふく・かずとも)容疑者50歳です。

2人は共謀し、8月8日午後2時から2時半までの間、石狩市花川東にあるリサイクル業者に、太陽光発電の施設から盗んだ電気ケーブル4巻(時価合計723万2400円相当)を偽名を使って約218万円で売却したなどの疑いが持たれています。

2人は、太陽光発電の施設の元従業員で、8月8日午後1時ごろ、当時施設で働いていた53歳の男を見張り役にして、施設内にあった電気ケーブル4巻をユニックつきのトラックに積んで盗んだということです。

盗んだ約1時間後、井福容疑者が事前に選んだリサイクル業者に、掛橋容疑者がトラックで電気ケーブルを持ち込み、偽名を使って売却したということです。

警察の取り調べに対し、掛橋容疑者は「偽名を使って売却しました」と容疑を認めているということですが、井福容疑者は「俺は関係ない」と容疑を否認しています。

警察によりますと、売却して得た金は3人で山分けし、それぞれ使っていたということです。

警察は、動機や余罪などについて調べを進めています。

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