24日未明、自身が働いている会社に放火しようとしたとして、札幌市に住む26歳の団体職員の男が逮捕されました。
非現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区南郷通14丁目北に住む26歳の団体職員の男です。
この男は24日午前4時10分ごろ、札幌市厚別区厚別中央1条4丁目の男が勤務する会社の建物に放火しようとしましたが、扉や床などの一部を焼損するにとどまり、未遂に終わった疑いが持たれています。
警察によりますと、犯行現場となった建物のセキュリティが男の侵入を感知し、警察に通報が入りました。
別件で近くにいた警察官が現場に駆け付けると、窓から出てくる男を目撃したということです。
警察は男に職務質問をし、その後、男が犯行を認めたため、逮捕しました。
取り調べに対し、男は「自分の勤めている会社に放火したことは間違いありません」と容疑を認めていて、「職場に不満があった」などと話しているということです。
また、男が「ガソリンをまいて放火した」などの供述をしているということで、警察はガソリン使用の有無など、当時の状況を詳しく調べています。