北海道内の主な空港が民営化して4年目となります。
新たな活用法を見出そうと、釧路空港で身も心も「ととのう」イベントが開かれています。
ナギーブ モスタファ記者
「大迫力です!間近で飛行機を見られる空港の展望デッキですが、なにやら怪しいテントがあります」
展望デッキに並ぶテント。中を覗いてみると…サウナになっていました。
釧路空港で10月25日から始まったのは、展望デッキを利用したサウナのイベントです。
本場フィンランド製のテント内は、釧路産のシラカバの香りで満たされています。
熱した石に水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」に、仰いで熱風を送る「アウフグース」と、本格的なサウナを楽しめます。
サウナで火照った体を水風呂で冷やして「ととのえる」と、目の前に、釧路の大自然と、離着陸する飛行機の景色が広がります。
参加者
「貴重な体験。なかなかこんなところでサウナ入れない」
さらに、イベント参加者には空港のレストラン2店舗で使える1,000円分のクーポン券をプレゼント。
空いたお腹も「ととのえる」ことができます。
北海道エアポート釧路空港事業所 小林一宏さん
「もちろん飛行機をバックにしてサウナを楽しんでもらうのはありがたい。釧路の大自然、特に夕焼けがきれいですから、大自然を含めて楽しめば満喫できる」
もっと空港を身近に感じて欲しい、そんな思いから始まったサウナイベントは10月26日までの開催で、釧路空港のホームページから予約ができます。