札幌市中央区と南区、西区の一部と北区の一部が選挙区の北海道1区で、立憲民主党の前職、道下大樹氏が当選確実です。
道下氏は48歳。
自民党の政治とカネの問題を追及し、政権交代の必要性を訴えたほか、物価高対策として賃金と年金の引き上げを主張して3回目の当選を確実にしました。
選挙戦では、元札幌市長の上田文雄氏が後援会長に入り、道内のリベラル層を固めたほか、自民党政治に不信感を持つ無党派層にもアピールし、追い上げる自民党の新人をかわしました。
道下氏が「政治の師」と仰ぎ、後見人的な存在だった元衆議院議長、横路孝弘氏が死去してから初めての選挙で当選を確実にしました。
出口調査でも、道下氏に投票したという人が50%に迫り、自民党の新人、加藤貴弘氏をリードしていました。