30日朝、北海道南部の厚沢部町の山林で、70代のハンターの男性が死亡しているのが見つかりました。男性は前日に箱わなを確認しに出かけたあと、行方が分からなくなっていました。
死亡したのは、厚沢部町に住む70代のハンターの男性です。
警察によりますと、男性は29日朝早く箱わなを確認するため1人で山林に入ったあと、夜になっても帰宅しないため、家族が警察に「父親が帰ってこない」と通報していました。
30日朝、捜索に向かったハンターが、山林に放置された男性の軽トラックの周辺を捜索し、沢で死亡している男性を発見しました。
近くでは、男性が使用していた猟銃も見つかりました。
男性は、顔から頭にかけ大きな傷があるものの、体にクマに噛まれたような跡はなく、付近にクマの足跡などもないということです。
警察は、現場に滑落した形跡があることなどから男性は滑落した可能性もあるとみて、死亡したいきさつを調べています。