今年9月から10月下旬にかけて、北海道留萌地方に住む60代の男性が、SNSを通じて知り合った日本人女性を名乗る人物に9000万円をだまし取られました。警察は恋愛感情を利用したロマンス詐欺とみて、捜査しています。
被害にあったのは、留萌地方に住む60代の男性です。
男性は、今年8月27日、SNSのフェイスブックで日本人女性を名乗る人物と知り合い、共通の趣味でメッセージを交わし親交を深めました。
その人物から、LINEでのやりとりに誘われると「金の投資で儲かる」と持ち掛けられ、投資グループを紹介されました。
男性は話を信じ、グループが指定する銀行口座に9月12日から10月29日までの間複数回にわたって、現金約9000万円を振り込みました。
男性は、投資グループから別途保険料や税金も請求されたことで不審に思い、警察に相談し被害に気づいたということです。
警察は、恋愛感情を利用するロマンス詐欺事件として捜査を進めています。