3日午後、北海道苫小牧市の交番で、正当な理由なくナイフを持っていたとして、75歳の女が逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、自称苫小牧市東開町6丁目に住む75歳の無職の女です。
女は3日午後2時半ごろ、苫小牧市沼ノ端中央3丁目の交番で、正当な理由がないのに、刃渡り約8センチを超える果物ナイフを持っていた疑いが持たれています。
警察によりますと、女は自ら交番を訪れ、警察官が不在だったため「包丁を持っているんです」と交番の電話から警察に通報。
駆け付けた警察官が、女の所持品を確認すると、刃渡り約12センチの果物ナイフが見つかったため、その場で女を逮捕しました。
取り調べに対し、75歳の無職の女は「理由もなくナイフを持って出歩くことが犯罪になることは分かっています」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、女の動機などについて、引き続き調べをすすめています。