ことし6月、北海道石狩市で、外構工事を完成させるつもりがないのに、嘘をついて契約を結び、現金150万円を騙し取ったとして、36歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の外構工事会社社長、眞野彰容疑者36歳です。
眞野容疑者は6月23日、石狩市に住む30歳男性の自宅で、外構工事を完成させるつもりがないのに、「先払いにしてもらえるなら安くします」などと嘘をついて契約を結び、工事代金として、現金150万円を騙し取った疑いが持たれています。
11月4日に被害者から「外構工事を依頼した業者と連絡が取れなくなった」と相談を受け、事件が発覚。
警察が捜査を進め、5日、眞野容疑者を逮捕しました。
警察は、眞野容疑者の認否を明らかにしていません。
眞野容疑者は、従業員を雇わず、ひとりで外構工事会社を運営していたということです。
警察によりますと、北海道内では同様の被害の相談が多数寄せられていて、警察は、眞野容疑者の余罪などについても調べを進めています。