5日夕方、札幌市東区で犬の散歩中の61歳の女性を軽乗用車ではねて重傷を負わせ、そのまま走り去ったとして47歳の男が逮捕されました。
ひき逃げと過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南23条西15丁目の舗装工、松原光晃容疑者47歳です。
松原容疑者は5日午後4時すぎ、札幌市東区中沼3条1丁目の交差点で、近くに住む61歳の女性を車ではねてけがをさせ、そのまま逃げた疑いが持たれています。
女性は、頭を強く打ちなどして病院に運ばれ、右手の指を骨折する重傷を負いました。
消防から「60代の女性がひき逃げされて頭部から出血。意識はある模様」と連絡を受けた警察が、ひき逃げ事件として捜査していたところ、6日午前、松原容疑者が警察署に出頭してきたということです。
出頭した際、松原容疑者は、現場を通ったことは認めたものの「事故を起こした認識はなかった」などと説明していましたが、その後「交通事故を起こしてその場から逃げてしまいました」と供述し、容疑を認めているということです。
現場は、一時停止の標識のある交差点で、松原容疑者は右折する際、立ち止まっていた女性をはねたということです。
警察は、松原容疑者が一時停止せずに交差点に進入していなかったかなど、当時の状況を調べています。