ことし6月、北海道恵庭市の建設会社の敷地内から鉄板44枚を盗んだとして、36歳の自営業の男と、32歳の会社員の男が逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、赤平市茂尻本町3丁目の自営業、間瀬佑太容疑者36歳と、苫小牧市東開町6丁目の会社員、安田亮容疑者32歳です。
2人は、ことし6月24日午後4時半ごろから25日午前6時5分ごろまでの間、恵庭市盤尻の建設会社の敷地内から、足場として使われていた鉄板44枚(時価合計917万4880円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、2人は1枚約1600キロある鉄板44枚(計約70トン)を、現場の重機を勝手に使い、大型車両に積み込んで盗んだということです。
6月25日、被害会社の男性が「土場から鉄板が盗まれた」と警察に通報。
2人はことし9月に、北海道美唄市の水路工事の現場から、鉄板46枚(時価合計885万4080円相当)を盗んだ疑いで逮捕されていて、警察が2人の余罪を調べる中で、今回の事件が発覚したということです。
2人は、地元が同じ先輩後輩の関係で、警察は2人の認否を明らかにしていません。
北海道内では、工事現場から鉄板が盗まれる被害が相次いでいて、警察は2人がほかの事件にも関与しているとみて調べを進めています。