8日夜、札幌市北区の歩道上で、49歳の男と52歳の男が、顔を殴り合うなどして、互いにけがをさせたとして逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む49歳の会社役員の男と、札幌市北区に住む52歳の自称チラシ配達員の男です。
49歳の男は、52歳の男に馬乗りになって顔を複数回殴ってけがをさせた疑いが、52歳の男は、49歳の男の顔を殴ってけがをさせた疑いが持たれています。
49歳の男は右目の近くに軽いけがをし、52歳の男は鼻の骨を折る重傷です。
8日午後9時前、目撃者が「男どうしが殴り合いをしている」と110番通報。
駆け付けた警察官が2人から話を聞き、容疑が固まったとして2人を逮捕しました。
警察によりますと、2人は初対面ではなかったとみられ、2人が殴り合いをしていたのは、52歳の男の家の近くの歩道上だということです。
警察の取り調べに対し、49歳の男は「倒れた相手に馬乗りになって、何回か殴りました」と話し、また52歳の男は「鼻付近をグーパンチしたことに間違いありません」と話し、いずれも容疑を認めているということです。
また、動機については、49歳の男は「SNS上に住所をさらされた」という趣旨の供述、52歳の男は「知人の悪口を言われた」という趣旨の供述をしているということで、警察が詳しい経緯を調べています。