9日未明、北海道士幌町の国道で、道路を横断していた23歳の男性が乗用車にはねられ、死亡しました。
事故があったのは、士幌町士幌西2線の国道241号線で、9日午前1時半ごろ、道路を横断していた男性が乗用車にはねられました。
はねた車の助手席に乗っていた人が「歩行者と車の事故があった。歩行者が急に出てきた」と110番通報。
この事故で、士幌町に住む団体職員、坂本情(さかもと・こころ)さん23歳が頭を強く打ち、意識のない状態で病院に運ばれ、その後死亡が確認されました。
警察は、乗用車を運転していた士幌町に住む無職、淡中麻衣香容疑者29歳を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
警察によりますと、淡中容疑者は帰宅途中だったということです。
現場は信号機や横断歩道のない片側1車線の直線道路で、当時、路面は乾燥していました。
警察の調べに対し、淡中容疑者は「気づいたら目の前に人がいて、はねてしまいました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、事故の詳しい状況を調べています。