8日、北海道釧路市のレストランで、60歳の息子と88歳の父親がトラブルになり、フライパンで殴ったり、包丁を突きつけて脅すなどしたとして、2人が逮捕されました。
逮捕されたのは釧路市新富町に住む親子で、飲食店経営の60歳の息子は、88歳の父親の頭をフライパンで殴ってけがをさせた傷害の疑い、同じく新富町に住む調理師で88歳の父親は息子に包丁を突きつけ「殺してやるぞ」などと脅した暴力行為法違反の疑いです。
88歳の父親は、頭の左側に軽いけがをしました。
警察によりますと、8日夜、家族から「祖父が包丁を振り回している」と110番通報があり、駆け付けた警察官が2人を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、2人はレストランの厨房で何らかのトラブルになり、その場にあった鉄製のフライパンや包丁を使って、犯行に及んだとみられています。
警察の取り調べに対し、60歳の息子は「私がフライパンで叩いたりしたことは事実です」と話しているということです。
また88歳の父親は「息子に包丁を突きつけて脅すようなことをしたことに間違いありません」と話し、2人とも容疑を認めているということです。
当時、88歳の父親は酒を飲んでいたということで、警察がトラブルの原因を調べています。