北海道旭川市の養鶏場で死んだ鶏から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され、北海道がこの養鶏場の鶏約4万4000羽の殺処分を進めています。
11日、旭川市の養鶏場で複数の鶏が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザの陽性と確認されました。
今シーズン、北海道内の養鶏場での発生は2例目で、上川地方の養鶏場で確認されたのはこれまでで初めてです。
北海道は、この養鶏場で採卵用として飼育されている約4万4000羽の鶏の殺処分を進めていて、11日午前9時までに3割ほどの処分を終えました。
現在、北海道内で飼育されている採卵用の鶏は約520万羽で、北海道は「今回の殺処分が卵の価格や流通にただちに影響を与えるものではない」としています。