13日夜、札幌市中央区の交番に、正当な理由もなく刃渡り約28センチの包丁1本を携帯したとして、自称40歳の無職の男が逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、全て自称で40歳の無職の男です。
男は13日午後8時ごろ、札幌市中央区の中島交番で、正当な理由なく刃渡り6センチを超える包丁1本を携帯した疑いが持たれています。
警察によりますと、男は交番を訪れた際、警察官が不在だったため、設置されていた電話で「僕を殺してください」などと話したということです。
その後、警察官が交番に戻ったところ、男が刃渡り約28センチの包丁1本を携帯していたため、その場で逮捕しました。
警察の調べに対し男は「自分がやってきた行いを死をもって償いたかった」と容疑を認めているということです。
また、包丁を所持していた理由については、「死にたかったから」などと話しているということです。
男は逮捕時、身分を確認できるものがなかったため、警察は男の身元を調べるなど、捜査を進めています。