9月、札幌市手稲区の68歳の男性宅の風除室のガラスを割るなどしたとして、38歳の男が逮捕されました。
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区発寒11条3丁目に住む38歳の会社員の男です。
男は、9月26日午後5時ごろ、札幌市手稲区にある68歳男性宅の風除室のガラスを割ったり、郵便ポストや植木鉢などを壊したりした疑いが持たれています。
警察によりますと、被害にあった男性宅は、男の元同僚の30代男性の実家で、男とこの元同僚は金の貸し借りを巡り、トラブルになっていたということです。
当時男は、元同僚の実家を訪ねたものの、元同僚が不在だと知ると、腹いせに犯行に及んだとみられています。
訪ねて来た男とインタホーン越しに応対した元同僚の父親が、警察に「知らない男が来て、風除室のガラスを壊された」と警察に通報し、事件が発覚。
警察は、防犯カメラを分析するなど裏付け捜査を進め、14日午前、男を逮捕しました。
取り調べに対し、38歳の会社員の男は「俺がやったことで間違いない」と話し、容疑を認めているということです。
男は元同僚の男性に金を貸していたということで、警察は、貸した金額やトラブルの経緯を詳しく調べています。