16日朝、札幌市のススキノのホテルで、宿泊客ではない24歳の自称無職の男が、不正に入手した朝食券を利用し、朝食を食べた詐欺の疑いで逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、自称神奈川県横浜市に住む無職の24歳の男です。
この男は16日午前8時半ごろ、札幌市中央区南5条西6丁目ホテルで、不正に入手した朝食券を提示し、利用料金3000円の朝食ビュッフェを食べた疑いが持たれています。
警察によりますと、男はこのホテルの宿泊客ではなく、何らかの理由で朝食券を入手し、朝食を食べに来ていたということです。
ホテルの従業員が「見かけない客が朝食を食べている」と不審に思い、男に確認すると、宿泊客ではなかったことがわかりました。
その後、ホテルの支配人が「朝食を勝手に食べた男を確保している」と警察に通報し、男は駆け付けた警察官によって逮捕されました。
このホテルでは、朝食会場の入口に従業員がいて、朝食券を手渡す形式だったということです。
調べに対し男は「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は男が朝食券を入手した経路などを調べています。