16日未明、北海道南部の森町のJR函館線で、貨物列車のコンテナ貨車5両の脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査官を派遣し、事故現場で調査を開始しました。
JR函館線では16日午前1時40分ごろ、森駅と石倉駅の間で、札幌方面に向かっていた貨物列車の非常ブレーキが作動し、運転士が確認したところ、コンテナ貨車5両が脱線していました。
この事故によるけが人はいませんでした。
JR函館線は森駅と長万部駅の間で運転を見合わせていて、現在、運転再開の見通しは立っていません。
事故を受けて国の運輸安全員会は、現地に調査官を派遣し、16日午後3時ごろから原因解明に向けた調査を開始しています。
JR北海道は17日以降、バスによる代行運転を検討しているということです。