16日、貨物列車が脱線した道南の森町では、列車の移動やレールの交換などの復旧作業が続いていますが、運転再開のめどはたっていません。
復旧作業は未明から始まり、脱線した貨車をジャッキアップして車輪をレールの上に戻しました。午後には、脱線を免れていた機関車が貨車をけん引して八雲駅へ移動しました。
一方、脱線現場では、破損したレールや傷ついた枕木の交換作業が続いています。ただ、復旧のめどは立っておらず、函館線は少なくとも18日まで森ー長万部間で運転を見合わせます。
このため17日から、特急「北斗」が札幌ー長万部間の折り返しで4往復のみ運転し、長万部ー函館間では、特急と接続する代行バスを運転しています。この4往復の特急と代行バスは18日も運転されます。