16日夜から17日にかけて、北海道苫小牧市のラブホテルを金を持たずに利用したとして、43歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市新明町4丁目に住む43歳の無職の男です。
男は16日午後8時半ごろから17日午後1時40分ごろまでの間、宿泊料金などを支払う意思も能力もないのに、苫小牧市内のホテルにチェックインし、宿泊などのサービス(1万8900円相当)を受けた疑いがもたれています。
17日午後1時25分ごろ、男が自ら警察に「お金がないのに泊ってしまいました」と通報し、駆け付けた警察が男をその場で逮捕しました。
警察によりますと、男は1人でホテルにチェックインし、通報するまで1人で滞在し、当時、男の所持金は数百円だったということです。
取り調べに対し、43歳の無職の男は「ラブホテルに入室した時、お金がないことはわかっていました」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、男のホテルを利用した理由など、事件のいきさつを調べています。