北海道の鈴木直道知事と北海道猟友会の会長が、11月18日に環境省を訪れ、市街地のヒグマの駆除に関して、体制を強化するよう求めました。
北海道砂川市でクマを駆除した際の猟銃発砲をめぐる控訴審で、ハンターが敗訴した判決を念頭に、北海道猟友会は自治体によっては駆除要請を拒否することを検討しています。
これを受け、鈴木知事と北海道猟友会の堀江篤会長が、関連する法律の改正を検討する環境省を18日夕方訪れ、市街地のクマの駆除に関して、体制強化を求める要望書を手渡しました。
北海道猟友会 堀江篤会長
「やはり引き金を引くものが責任を負わされるんですよね。あくまでもハンターの立場として考えて法律を改正してほしい」
要望を受けた小林茂樹環境副大臣は「ハンターの気持ちを反映した法改正にしたい」と応じました。