10月25日、札幌市北区のカラオケ店に、泥酔した10代後半の女性を放置したとして、18歳から19歳の男３人が逮捕されました。
保護責任者遺棄の疑いで逮捕されたのは、いずれも札幌市北区に住む19歳の専門学校生の男と18歳の会社員の男、そして19歳の大学生の男の３人です。
３人は10月25日、札幌市北区のカラオケ店の個室に、泥酔した10代後半の女性を置き去りにして遺棄した疑いが持たれています。
警察は、消防から「飲酒寝込み事案。一緒にいた男は立ち去り済み」という内容の通報を受け、現場に駆けつけました。
そして女性が酔いから覚めるのを待って、話を聞き、男３人の逮捕に至りました。
取り調べに対し、19歳の専門学校生の男は「私たちがやったことに間違いありません」、19歳の大学生の男は「意識のない状態の被害者を助けることなく置き去ったということは間違いありません」と容疑を認めているということです。
一方、18歳の会社員の男は「大丈夫と言ったので酔っぱらった被害者を置いていった」と容疑を一部否認しています。
警察によりますと、女性と男３人は全員知人どうしだということです。
警察は、女性の話から女性は性的な被害にも遭った可能性があるとみて、男３人の余罪の有無を詳しく調べています。