本格的な冬の訪れを告げる北海道札幌市のササラ電車です。
北海道内では冬型の気圧配置の影響で、各地で雪が降りました。
札幌市では路面電車の軌道に10センチ近く雪が積もり、昨シーズンよりも5日早く、ササラ電車が出動しました。
19日午後4時までの24時間で降った雪の量は最も多かった深川市で28センチ、札幌市でも7センチと、市民が朝から雪かきに追われました。
札幌市民
「この地域ならまだまだ序の口みたいな感じ」
「体がもうあちこちがたがきているのでつらい」
気温も12月並みの冷え込みとなり、十勝地方の大樹町ではマイナス10.6度を観測しました。
大樹町民
「きょうは寒いとわかった」
冬型の事故も起きています。
札幌市北区の新川通では、アイスバーンでブレーキの効かなくなった乗用車が前の車に追突しそうになったため、急ハンドルを切って電柱にぶつかりました。
南区川沿の交差点では、夏タイヤの乗用車がスリップして信号機の柱に衝突。
いずれもけが人はいませんでした。
警察は凍結路面など冬道での事故に注意を呼びかけています。