北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受けて死亡した事件で、警察は17歳の少年と18歳の男子高校生を強盗などの容疑で、19日再逮捕しました。
この事件は10月、江別市の公園で、大学生の長谷知哉20歳さんが集団暴行を受けて死亡し、交際相手の八木原亜麻容疑者20歳とその友人の川村葉音容疑者20歳ら男女6人が逮捕されたものです。
このうち17歳の少年と18歳の男子高校生はほかの4人とともに長谷さんに対し「金払え」などと言って脅し、カード類を奪って買い物をしたり、ATMから現金約13万円を引き出したりした強盗や窃盗などの疑いで19日再逮捕されました。
長谷さんの口座に残っていたのは数百円だったということです。
また、すでに再逮捕されている八木原容疑者が警察の調べに対し、「自分は殴ったり蹴ったりの暴行に直接加担していないが、笑うなどしてあおった」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。
警察は残る少年ら2人についても強盗などの疑いで近く再逮捕する方針で、当時の状況をさらに調べることにしています。