北海道後志地方に住む50代の女性が、14日までに、SNSで知り合った「山本明人」と名乗る男に、約3200万円をだまし取られました。警察は、恋愛感情を利用したロマンス詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、後志地方に住む50代の女性は、今年8月から11月にかけて、SNSを通じて知り合った「山本明人」と名乗る男から好意を伝えられたうえで、オンラインショップの運営に誘われました。
女性は、運用や事業拡大費用の名目で、「山本明人」から言われるがままに、ATMやインターネットバンキングを通じて、16回にわたってあわせて約3200万円を振り込んだということです。
その後、女性は、家族から「だまされているんじゃないか」などと言われ、警察に相談。だまされていたことが判明しました。
警察は、インターネットで知り合った人物から金を要求されたら詐欺を疑い、警察相談専用電話「♯9110」に相談するよう、呼びかけています。