高級品として北海道外でも取り引きされる羅臼産のコンブ45キロを、漁協が保管する倉庫から無断で業者に売却した疑いで41歳の男が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路市に住む吉田幸洋容疑者です。
警察によりますと、吉田容疑者は羅臼漁協で勤務していた去年9月ごろ、漁協の倉庫に保管されていたコンブ3箱、45キロ相当を15万円あまりで、無断で業者に売却し横領した疑いが持たれています。
吉田容疑者は当時、倉庫で保管するコンブの管理を漁協から任されていました。
調べに対し吉田容疑者は「売ったことは間違いないが、何本売ったかは正確には覚えていない」と話しているということです。
警察は、余罪について調べています。