19日夕方、北海道夕張市の市営住宅が焼けた火災で、焼け跡から見つかった遺体はこの部屋に住む71歳の男性と判明しました。
この火災は19日午後4時半ごろ、夕張市清水沢の2階建ての市営住宅から出火し、1階の居間で男性が死亡しているのが見つかったものです。
その後の警察の調べで、遺体はこの部屋に住む無職の手小英行(てこひでゆき)さん71歳と判明しました。
手小さんは、布団をかけた状態でみつかり、その場で死亡が確認されていました。
警察によりますとこの部屋には、手小さんと手小さんの66歳の弟が2人で住んでいて、2階にいた弟が、1階で火災報知器が鳴っているのに気づき消防に通報していました。
警察は、他に火の気がなく、居間の布団あたりの焼け方が激しいことなどから、タバコの火の不始末の可能性もあるとみて原因を調べています。