地方創生やアイヌ施策などを担う伊東良孝内閣府特命担当大臣が、北海道千歳市のラピダスの建設地と胆振地方の白老町にある民族共生象徴空間ウポポイを視察しました。
伊東大臣は21日朝、来年4月から試作ラインが稼働する予定のラピダスの次世代半導体工場の建設地を訪れました。
ラピダスをめぐっては、政府がこれまでに1兆円に迫る投資を計画していますが、2027年の量産化に向けては5兆円規模の資金が必要とされています。
午後からは、白老町のウポポイの慰霊施設や国立アイヌ民族博物館を視察しました。
伊東良孝大臣
「ウポポイの充実強化を図ることにしており、私としてもしっかり取り組みたい」
北海道が公表した今年度の道民意識調査では、ウポポイに行ったことがあると答えた人は全体の15.3%に留まっていて、北海道内からの来客促進も課題となっています。