21日夕方、北海道石狩市の交差点で、横断歩道を渡っていた74歳の男性を車ではねてけがをさせたとして、71歳の男が逮捕されました。はねられた男性はその後、搬送先の病院で死亡しました。
過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、石狩市花川南に住む71歳の大工の男です。
男は、21日午後5時すぎ、石狩市川南9条4丁目の交差点で、横断歩道を渡っていた74歳の男性を車ではねて、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は頭などを強くうち、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、翌朝、死亡が確認されました。
警察によりますと、現場は信号機のある交差点で、ドライブレコーダーの映像などから、事故当時、歩行者側の信号機が赤だったということです。
死亡した男性は、図書館から帰宅する途中でした。
取り調べに対し、71歳の大工の男は「歩行者が黄信号で交差点に入り、赤信号で渡っていた」と説明した上で「直前まで気づかなかったことは、私の不注意としか言いようがないので、弁解することはありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察が事故の状況を詳しく調べています。