10月の衆議院選挙で、北海道10区から出馬し、落選した公明党の稲津久前衆議院議員が、次の衆院選に立候補しない意向を固めたことがわかりました。
関係者によりますと、稲津氏は落選を受け、次の衆院選に立候補しないことや、自身が務める公明党北海道本部の代表を退任する意向だということです。
25日夕方、稲津氏は札幌市内で記者会見を開き、正式に表明します。
稲津氏の関係者は「惜敗だったので、かなり悩み考えた末の結論だった」とHBCの取材に明かしています。
稲津氏は芦別市出身の66歳。
2009年の衆院選では、比例北海道ブロックから出馬し、初当選。
2012年からは自民党の渡辺孝一前衆議院議員が、比例ブロックに転出する代わりに、北海道10区から出馬し、これまでに衆議院議員を5期務めました。
次の衆院選で、自民・公明のどちらが北海道10区に候補者を擁立するかについては、今後、党本部で協議するということです。