10月、札幌市北区のカラオケ店に泥酔した10代後半の女性を放置した疑いで逮捕された19歳の男3人が、この女性に対し無理やり性交等していた疑いで、27日再逮捕されました。
不同意性交等の疑いで再逮捕されたのは、いずれも札幌市北区に住む19歳で、専門学校生の男と会社員の男、そして大学生の男の3人です。
3人は10月25日、札幌市北区のカラオケ店の個室で、泥酔した10代後半の女性に対し、無理やり性交等をした疑いがもたれています。
警察によりますと、事件の前、専門学校生と会社員の男2人は、女性と居酒屋で飲食した後、女性が泥酔しているにもかかわらずカラオケ店に入りました。
そこへ大学生の男も合流し、3人で寝込んでしまった女性に対し、無理やり性交等をしたということです。
3人は、女性をそのまま放置して立ち去ったため、消防から「飲酒寝込み事案。一緒にいた男は立ち去り済み」と通報を受けた警察が、女性を保護。
酔いがさめた女性から事情を聴き、警察は男3人を保護責任者遺棄容疑で逮捕しました。
その後、女性に対する性交等の容疑も固まったため、27日、男3人を再逮捕しました。
取り調べに対し、19歳の専門学校生の男と会社員の男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
一方、19歳の大学生の男は「黙秘します」と話しているということです。
逮捕された男3人と女性は、全員知人でした。
警察は、当時の状況や事件のいきさつを詳しく調べています。