北海道は冬でもアイスを楽しむ人が少なくありません。11月27日スタートの注目イベントについての話題です。
北海道産のサツマイモを使った甘くて濃厚なジェラートや、クロワッサンの生地をワッフルメーカーでこんがり焼き上げたインスタ映え間違いなしの「クロッフル」まで。
11月27日から大丸札幌店で始まったのは、「冬のアイスアンドスイーツフェア」です。
2年ぶりの開催となったこのイベント。
大丸札幌店 催事担当 齋藤恭代さん
「アイス好きの人はもちろん、スイーツも用意しているので、老若男女さまざまな人に来てもらえたらうれしい」
大丸札幌店 催事担当 齋藤恭代さん
「北海道のサツマイモを使ったり、全国の有名ブランドのサツマイモを使うことで、サツマイモ好きの方には欠かせないイベント」
アイスとスイーツ合わせ、全部で17ブランドの店の商品を楽しむことが出来ます。
神奈川の「MYSTAR BASE」のイベント限定商品は、茨城県産の紅天使を使った「熟成焼き芋尽くしのバウムパフェ」1,200円です。
焼き芋味のカスタードやモンブランなどを盛り付け、ソフトクリームの上に温めた焼き芋バウムクーヘンを乗せて完成!
麻原衣桜記者
「中のアイスがすごく濃厚で、焼き芋のバウムクーヘンととってもマッチしています。食べ進めていくとシェイクにして食べることも出来るのでさまざまな味わいが楽しめそうです」
この店は、冬の北海道での出店は初めて。すっかり冷え込んだ北海道でアイスを出店に、正直なところ、不安な気持ちもあったといいます。
MYSTAR BASE 中野利香副店長
「アイス売れるのかなと最初思っていたが、(北海道は)外が寒い代わりに中は暖房が効いているので。この機会にぜひ楽しんでもらえれば」
道内の冬は、外はヒンヤリ、中はポカポカ。
11月27日もイベント開始直後からアイスを楽しむ人の姿が見られました。
客:「室内のアイス最高です」「おいしいです。暖かいところで冷たいものは」
“北海道では冬でもアイス”と昔から言われますが、街ゆく人に「実際に冬アイスを楽しんでいるのか」聞いてみました。
(Q.夏に食べるのと冬に食べるアイスどっちが好き?)
男性4人
「夏です。夏です。夏ですね。あえて冬で。お風呂あがり…とか(に食べる)」
20代女性2人
「冬だから食べたくなるアイスがある。雪見だいふくです」
「こたつで食べるときのアイスが好き。スーパーカップ好きなんです」
80代男性
「箱ごと買ってくる。だいたい5、6個入っている。家族では私が一番好き」
70代女性
「(冬の始まる)今の時期かも知れない、食べたいと思うのは。部屋が暖かくなって、のどが潤いたいときに食べたいかも」
“北海道では冬でもアイス”昔からよく言われていますが、それを数字で裏付けるデータがあるんです。
総務省の家計調査をもとにした、2024年1月~3月、全国各地域でアイスクリームやシャーベットに使う、1か月当たりの平均支出のデータにまとめました。
最も低いのが沖縄県。459円です。
南西から北東へ、寒い地域に行くほど支出が増える傾向にあり、北海道はというと…突出して高く、822円なんです。
そんな“冬のアイス”が人気な北海道の札幌市で行われている、大丸札幌店の「冬のアイスアンドスイーツフェア」は12月2日までです。