10月、札幌市内のホテルから新千歳空港まで自家用車に客を乗せて運賃を受け取る、いわゆる「白タク営業」を行ったとして、37歳の中国人の男が逮捕されました。
道路運送法違反(有償運送)の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む37歳の中国人の会社員の男です。
男は10月4日午前9時ごろ、札幌市内のホテルから新千歳空港まで、自家用車に客を乗せて2万5000円を運賃として受け取った疑いが持たれています。
警察によりますと、新千歳空港で「白タク営業」の取り締まりをしていた警察官が、不審な車を見つけ、職務質問をしたことで事件が発覚し、警察は裏付け捜査を進め、11月27日に男を逮捕しました。
男が自家用車に乗せた客は、中国からの観光客2人で、SNSで連絡を取っていたということです。
取り調べに対し、37歳の中国人の会社員の男は「ホテルから新千歳空港まで人を乗せて送ったことに間違いない」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、男に余罪があるとみて、引き続き調べをすすめています。