札幌市のガールズバーの爆発火災で、火をつけたとみられる男性は、交際していた女性従業員と別れ話でもめた際、警察からDV=家庭内暴力のリーフレットを見せられ注意を受けていたことがわかりました。
26日午後、札幌市中央区南5条西3丁目のガールズバー「ミリオン」で爆発が起き、男女4人が全身にやけどをしました。
このうち、意識不明・重体の41歳の男性が、液体をまいて店に放火した疑いがもたれています。
警察によりますと、店内にいて、やけどをした20代の女性従業員は、この男性と交際し、同居していましたが、今月7日に交番を訪れ、「別れ話でもめた」「彼氏が暴れた」と相談しました。
警察は翌日、同居先から女性を避難させる際、DVのリーフレットを見せて男性を注意し、無理に会うのは控えるよう伝えました。
このとき男性は「反省しています」と話していたということです。
警察は男性の回復を待ち、いきさつを聞く方針です。