北海道札幌市ススキノのガールズバーが爆発したビル火災で、放火の疑いが持たれている男性が、火災の直前に自身のものとみられるSNSに、「楽しいことするよ」と投稿していたことが新たにわかりました。
11月26日、札幌・ススキノのガールズバーで爆発が起き、男女4人が全身にやけどを負った火災。
このうち、意識不明の41歳の男性が、ガソリンのような液体をまいて、店に放火した疑いがもたれています。
消防への通報の約10分前には、男性のものとみられるSNSに、「楽しいことするよ」と犯行予告ともとれるコメントが投稿されていたことが新たにわかりました。
また、現場付近では男性のものとみられる車が見つかっていて、警察は、人目につきにくい手段で可燃性の液体を運んだ可能性があるとみて捜査しています。
時崎愛悠 記者
「ススキノのビル火災を受けて、消防職員が立ち入り検査を行っています」
一方、札幌市中央消防署は、29日、火災があったビルに似た構造の雑居ビルを中心に、ススキノ地区で緊急の立ち入り検査を行いました。
札幌市中央消防署 村瀬敬章 消防司令長
「まずは避難口はしっかり確認してもらいたい。しっかり確認する習慣づけが大事」
消防は、火災予防設備や避難経路などを検査し、安全管理の徹底を呼びかけました。