北海道函館市などで、高級車で迷惑運転を繰り返し事故を起こした男が逮捕・送検された事件で、事故の瞬間をドライブレコーダーが捉えていました。
ドライバ―の男性
「ちょっとちょっと!こいつなにやってんのよ!」
11月9日、函館市の自動車専用道路で、道路を塞ぐように停車し、バックしてきた高級車。
次の瞬間…。高級車と衝突する衝撃音が。
後ろの車に車体をぶつけ、そのまま走り去りました。
高級車を運転していたのは、札幌市北区の会社役員、渡邊東陽容疑者(58)は29日、乗用車で道をふさいだうえ、バックで後続車に衝突し、男性(47)に軽傷を負わせた危険運転傷害などの疑いで、身柄を検察庁に送られました。
ぶつけられた車のドアには、衝突による傷が生々しく残っています。
けがをした男性はHBCの取材に対し「外に出たらひかれると思った。命の危険を感じた」と当時感じた恐怖心を明かしました。
調べに対し渡邊容疑者は「車の側面をこすっただけで、けがをすると思えない」と話し、容疑を一部否認しています。