いわゆる核のごみの最終処分場の選定に向けて、文献調査の報告書をまとめたNUMO=原子力発電環境整備機構が、北海道寿都町で住民説明会を開きました。
NUMOは先月、寿都町の全域と神恵内村の南端の一部などを、第2段階にあたる「概要調査」の候補地とする報告書を提出しています。
町民およそ50人が参加した先月30日の説明会では、改めて安全性を不安視する意見などが出され、NUMOは「処分の段階になった場合、原子力規制庁が安全性を厳しく確認する」などと説明しました。
NUMOは来年2月まで、概要調査の候補地になっている神恵内村を含む道内16か所で調査報告書の説明会を開催する予定です。