札幌市で起きた闇バイトによる強盗事件など、2つの事件に関与した疑いで起訴された、実行役の男が脅迫などの疑いで再逮捕されました。
神奈川県川崎市の建築作業員、鈴木陸容疑者は、10月中旬、北海道空知地方の40代の男性が住む共同住宅のドアに、赤いスプレー塗料で「金返せ」と吹き付け、男性の親族の名前を書いた紙を郵便受けに投函したほか、同じ共同住宅に駐車していた車にもスプレーを吹きかけるなどした器物損壊や脅迫の疑いが持たれています。
警察の調べに対し鈴木容疑者は「弁解することはありません。すべて私がやりました」と容疑を認めているということです。
鈴木容疑者は10月に札幌市豊平区の住宅に押し入った強盗など2つの事件でも起訴されていて、警察は関東で起きている一連の闇バイト事件との関連も視野に捜査しています。