2日朝、札幌市東区で酒を飲んで車を運転し、住宅の壁に衝突した39歳の男が逮捕されました。現場近くでは、自転車に乗った10代女性が車にひき逃げされる事件があり、警察は男が関与しているとみて裏付け捜査を進めています。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区篠路6条6丁目に住む39歳の会社員の男です。
男は、2日午前8時ごろ、札幌市東区北28条東18丁目付近で住宅のコンクリート壁に衝突し、車を横転させる事故を起こしました。
現場に駆け付けた警察は、男が酒臭いことに気付き、呼気検査をすると基準値を超えるアルコールが検出されたため、男をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、39歳の会社員の男は「酒を飲んで運転した」と話し、容疑を認めているということです。
警察によりますと、男が逮捕される直前、現場近くの札幌市東区北30条東28丁目で、自転車に乗った10代女性がひき逃げされる事件があり、女性は体に痛みを訴える軽いけがをしました。
警察は、目撃情報などから酒気帯びの疑いで逮捕された男が、ひき逃げ事件にも関与しているとみて、裏付け捜査を進めています。