1日午前、北海道小平町で、農家の物置の窓ガラスが割られているのが見つかりました。付近にはクマの足跡が見つかっていて、警察はクマに荒らされたとみて注意を呼びかけています。
1日午前11時半ごろ、小平町大椴の農家で、物置の出入口の窓ガラス2枚が割られているのを、この農家の住人が見つけました。
警察によりますと、物置に保管中の農機具が倒されるなど荒らされていて、付近には横幅16センチほどのクマの足跡や爪跡が残っていました。
現場の状況から、成獣のクマが侵入したとみられています。
小平町は、物置の近くに箱わなを設置し捕獲する方針です。
また、この農家から30キロほど離れた小平町達布では、2日午後6時ごろ、道路を歩くクマが目撃されました。
小平町によりますと、11月24日に近くの山で目撃された、親子グマ3頭のうちの1頭の可能性があるということです。
警察や小平町は、看板を設置するなどして注意を呼びかけています。