73年ぶりに建造された国産捕鯨母船「関鯨丸」が捕獲したクジラ肉が札幌の市場で、800グラム8万円で落札されました。
12日朝、札幌市中央卸売市場では「関鯨丸」が水揚げしたナガスクジラの生肉およそ1トンが入札され、希少部位の尾の身は最高値の800グラム8万88円で落札されました。
クジラ肉は、12日にもスーパーの店頭や飲食店でお目見えします。
一方、関鯨丸の船内では、小樽水産高校の生徒らを招いて見学会が開かれています。
高校生たちは、クジラを解体する工場や船を動かす電気推進システムなど最新鋭の設備に目を見張っていました。